甘鯛

大むらでカツ丼を食べ、魚屋へ。駐車場脇の空き地で一服。野良猫が気持ちよさそうに寝ている。近くによっても耳をぴくりと動かすだけで気にするそぶりはない。
昨日はマグロのヅケだったので、今日は焼き魚などと思いつつ物色。今年はサンマがよくない。ハタ、イボダイ、イナダ、ホッケなどみつつ、奥側に甘鯛をみつける。時期も良いし型も悪くなかったので購入。900円くらい。甘鯛は焼きか酒蒸しにする。
昔、甘鯛は一晩ほど塩をしていたものが売られていて、それがとても美味かった。という話を親から聞かされていたので、帰宅後すぐに塩でもんでヌメリをとりワタを抜き軽く塩をして冷蔵庫へ。以前親に甘鯛の酒蒸しを振る舞ったことがあったが鱗を落としていて「甘鯛は鱗が美味しいのに」と教えられたので鱗はそのまま、魚を鱗ごと食べる場合、塩でよくもんで滑りを落とすのは最近見ているユーチューブから、ハラワタの処理くらいは料理バサミでというのも同番組より。ついでに海原雄山が近年の魚介類は味が薄くなっているとかでカニ雑炊に昆布をひとかけ入れていたのを真似て。以前に淡路島で食べた真鯛にワカメを詰めた塩焼きがうまかったなどあり、空いた腹に昆布を1、2枚。効果のほどはわからないが、おまじない。

後日親よりメールにて
「鱗ちょっと焦げ過ぎたね、背開きにして塩して少し置いてから拭き、酒で湿らしてこんがり焼いたら残った皮もお湯かけて美味しいかもね、」

との意見をいただいた。