門前仲町で東西線に乗り換え妙典へ。イオンの横を通り川まではすぐに到着。ひなびた船宿が立ち並び昭和な風景。電車ですぐのところにこんな場所があることに驚く。子供時代に釣りに行った風景と変わらない雰囲気だ。管轄があいまいなのか、廃船などもたくさん放置され無法地帯の様相だ。そいうえば道すがらパトカーが子供の連れ去りに注意などと物騒なアナウンスをしていた。
川沿いには葦の湿地帯もあり環境は良い。
空いている船宿もあり映画のロケ地になどなっていそうな良い風情がある。
新行徳橋の下をくぐると堰に到着する。橋の下は泥浜になっていてハゼがよく釣れるらしい。
行徳可動堰の付近は有名な釣り場らしく釣り人が多く見られた。
堰の海側は茶色く濁っていて波もあり荒々しい印象だが、川側は水面は青く波もなく静かだ。
さらに先に進み、江戸川と旧江戸川の分岐点を目指す。地図上で河原番外地とある興味深い場所だ。国交省の監視所と江戸川水閘門が見える。どちらも良い建造物だ。グラウンドを抜ける、本当の突端部分までは行けそうにはないので、道のあるところまで行く。
江戸川岸を離れ旧江戸川岸にゆく、地図上に篠崎マリーナとある港湾施設のような場所が気になったので行ってみる。川とつながる水門は閉鎖され打ち捨てられた船で少年たちが遊ぶ、未来少年コナンを彷彿とさせる場所だった。中に子供たちはいるのだが越えられそうな柵はなく周りを歩くと江戸川に着く。川を覗くと排水の流れる場所からかなりやや赤みを帯びた大型の魚が飛び跳ねた。ソウギョだったのかもしれない。
川沿いは塀で囲まれているのでマリーナに戻る。途中で子供達が群れていたあたりをのぞくと横から施設に入れる道がありようやく入ることができた。
行徳可動堰を渡り本八幡へ、外環自動車道と京葉道路のインターチェンジがあり町が分断されていた。
2020.0617 妙典、河原番外地