紅葉の京都

そういえば、八坂神社にいってなかったと思い、京都駅から川沿いを歩き、あ、ここが新京極か、などと物見遊山で境内へ。とくに期待はしていなかったが紅葉がみごろで華やかだ。西の神社にいくと海(大陸)を感じる。いつもお参りしている御徒町の神社は山を感じる。東に住んでいると神社は山、寺には川を感じるが、こちらでは逆だったりする。
お隣の知恩院方向にいくと芋棒屋が、よく母にきかされたなぁと思いつつ、長い階段に圧倒される。この階段は映画で観たことがある気がする。なにか物悲しさを感じる階段。長い階段を登ると汗がにじむ。赤い橋とイチョウの黄色が映える。
川辺にもどり丹波屋の団子を頬張る。対岸でも旅行客らしき人が袋入りのお菓子をたべている。祇園にもどり最近できたと思われる雑貨屋などを見物。焼きものことりの置き物が目についたが、家が小鳥だらけになりつつあるのでここは我慢。せっかくなので川辺から下鴨神社へ、晩秋の深い境内はなぜか武蔵野を感じた。方丈庵を見学、居心地のよさそうな空間。冬は寒いだろうな。
翌朝、紅葉の金閣寺はとても清々しくなんとか落ち着ける場所を探したがなかなかかなわなかった。